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九段健康生涯塾

講演会後記:第6回九段生涯健康塾 山科章先生による『こんな時どうしたらいいのか、心臓救急』

2010/06/03

第6回九段生涯健康塾講演会

会期:2010年5月20日(木)

会場:ホテルグランドパレス

 

講演1:『こんな時どうしたらいいのか、心臓救急』

     山科 章 先生(東京医科大学病院・循環器内科教授)

講演2:『がんと統合医療』

     阿部 博幸 先生(九段クリニック理事長)

 

循環器疾患は年々増加傾向にあり、毎年17万人余りの日本人が命を落としていると言われます。突然の発病や突然死などで人々に大きな不安を与える循環器疾患。

今回の九段生涯健康塾では循環器内科の医療現場の最前線で多角的な治療にあたっている、東京医科大学病院の循環器内科・主任教授の山科章先生をお招きして、「こんな時どうしたらいいのか、心臓救急」と題して、心疾患予防やいざという時の備えについてお話をしていただきました。

 

予防という点においては腹八分目でバランスのよい食事を心掛け、適度な運動を少しずつでもいいので続けることが大切です。さらに禁煙をすれば心疾患のリスクはより減ります。これらは健康に気を使っている方ならば常に気にかけているところだと思います。

 

それでも万が一、日常生活の中で突然胸が苦しくなったり、持病の心疾患の発作を起こした時は、やはり迷わずに救急車を呼ぶことが重要なポイントです。

特に持病がある場合は家族や会社の人など、周りの人に伝えておくことが大切です。一刻を争う急性な心疾患は、周りの方の冷静な行動や処置が発作を起こした人に命の明暗を分けるといっても過言ではありません。
 
東京都には東京都CCUネットワークという組織があり、心疾患の患者をできるだけ速やかに専門施設に搬送・治療が行えるよう、CCUのある医療施設、東京消防庁、東京都医師会、東京都健康局の共同でシステム構築を行っているので、非常に頼もしい限りです。躊躇せずにすぐに救急車を呼びましょう。
 
お話をお聴きして、心疾患予防のために生活習慣を見直すことと、時間が勝負となる急性心疾患は周りの冷静な対処がその人の運命を左右するので、一人ひとりが誰かのために役立つよう、救急医療についての知識と勇気を持つことが大切だと痛感しました。
 
大切な家族や友人そして、もし見知らぬ人がそんな状況に陥っていたら・・・。まずは救急車を呼び、救急車が来るまでに適切な救命を行う必要があります。
もしAEDが近くにあれば、AEDは医学知識がない一般の人でも使えるように設計されているので、勇気を持って使いましょう。

 



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