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ドクター阿部のブログ

私流健康のヒント① 肝臓を温めよう

2016/01/22【健康を守るために】

仕事柄なのか、お会いする方から

先生はどのように健康を保っているのですか? 

何か特別なことをしているのですか?

 

と聞かれることが実に多いものです。

 

何か特別なことをやっているに違いないと、

皆さん目を輝かせて私に答えを促します。

 

でも大体いつも、う~んと考え込んでしまいます。

 

毎日○○で体を鍛えています、必ず○○を食べますなど

皆さんが期待するような、珍しく面白い話がとっさに思いつかず、

どの方もやや肩すかしを食らったような、物足りないような様子です。

 

しかし我ながら、喜寿を過ぎた今でもいたって健康で、

毎日飽きることなく仕事に打ち込み続けられるそのエネルギーは

どこから来るのだろうかと、興味深いところです。

 

そこで、今年は1年かけて、私流のちょっとした健康話を

掘り起こしていきたいと思います。

 

たまたま、先日雑誌「壮快」から取材を受けた

肝臓を温めることについての取材記事が載った雑誌が手元に届きました。

肝臓を温めるという、手軽に誰でも出来る健康法でもありますので、

今日はそのお話しをいたしましょう。

 

臓器の中で一番大切なのはどこでしょう?

という問いに、真っ先に浮かぶのが心臓や脳かもしれません。

 

しかし、肝臓が弱っていては心臓や脳も正常には働いてくれません。

肝臓は生体の化学工場と呼ばれるほど、

生命を保つ上で非常に大切な臓器なのです。

 

皆様もご存知のように、口から摂取した食べ物を胃で撹拌し、

小腸で吸収された栄養素が肝臓に送られてきます。

 

肝臓ではこれを生体が採り入れやすい形に代えて(代謝)、血液中に送り出します。

余った分は貯蔵してくれます。

 

また、アルコールや細菌などの異物、食品添加物、薬剤などの有害物質を無害化して体外に排除します(解毒)。

 

その他に、脂肪の消化吸収に不可欠な(胆汁の生産)、全身を流れる(血液量の調整)を行います。

 

 

このような大切な働きをしている肝臓ですが、

ストレス、アルコール漬け、暴飲暴食、睡眠不足、運動不足などにより

肝臓にダメージを与えてしまうことがあります。

 

私のお奨めする簡単な肝臓のいたわり法として、

肝臓にカイロを貼って温める方法があります。

 

下着などの上から肝臓のあたりにカイロを貼ります。

就寝前に30分程度温めますと、

肝臓の血流がアップし肝臓の働きを助けてくれるのです。

 

肝臓を温めると大変リラックスし、心地よい睡眠も得られます。

また、免疫細胞の活性が高まるという効果も期待できます。

 

体が刺激に慣れると効果が出にくいので

3日に1回程度行うといいでしょう。

 

実は、この方法を人に奨めておきながら、私は眠くなるとサッサと寝てしまうので

私自身はこれを実践していません(!)

 

ただし、もっと私流に崩して肝臓の温めを実践しています。

それは、「電車移動」と「温かいペットボトル飲料」です。

 

新幹線などで移動する機会が時々あります。

その際には、必ず駅でペットボトルの温かいお茶を購入し

肝臓のあたりに忍ばせます。

私にとって電車での移動は日常から離れられる貴重な時間です。

読書をしたり、アイデアを書き留めたりと車中で過ごすのですが、

肝臓に忍ばせたペットボトルの程よい温かさは意外に持続するので、

とてもリラックスできるものです。

 

ペットボトルで肝臓をいたわりながら、車中で過ごす時間は

ささやかな私流の健康法なのです。



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