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ドクター阿部のブログ

今年も多忙な1年でした

2013/12/19【私的COLUMN】

師走に入りました。あっという間に1年が経つように思えるのは、
1年間後ろを振り返る暇もなく走り続けてきたからでしょうか。

免疫細胞療法は第4世代の樹状細胞ワクチン療法の時代から、
ハイブリッド免疫細胞療法が第5世代と言われる時代に移行しつつあり、
アベ・腫瘍内科・クリニックでは1年間を通してその最先端の医療を追求し続けています。
日々の診療に加え、雑務に負われる毎日でしたが、
そのほかにも、大きなイベントが目白押しの年でもありました。
 
振り返ると、3月はシンガポールでがんセミナーで講演を行い、
4月にはカナダのトロントで国際オーソモレキュラー(Orthomolecular)医学会で
殿堂入りの栄誉をいただき記念講演を行いました。
私の長年の貢献が評価されたものとうれしく思ったものです。
講演では個別化医療の観点から、私が患者様個別に最適ながん治療をしてきた実績を発表し、
各国の先生方から賞賛のお言葉をいただきました。
6月にボストンで行われたワールドフォーラムでも、がんの個別化医療について講演を行いました。
9月には中国でハイブリッド免疫細胞療法について講演する機会をいただきました。
また9月には創立25周年記念感謝の式典を開きました。
400人もの参加をいただき大盛況だったことは前月のブログに書いた通りです。
 
11月4日には神戸の国際会議場で第17回国際個別化医療学会学術集会を開催しました。
会頭は後藤章暢兵庫医科大学先端医療研究所教授が務められ、
200人もの研究者や学生が集まり、活況を呈しました。 
●「個別化医療の戦略」後藤章暢(会頭)をはじめ、
●「高血圧の個別化療法―エピジェネティクスの観点から―」
 藤田敏郎(東京大学先端科学技術センター)
●「ミトコンドリアDNA メタボリックシンドローム 癌の増悪」
 樋口昌宏(アーカンソー大学医学部生化学分子生物学教室)
●「神戸医療産業都市構想の発展を目指して」
 三木孝(神戸市企画調整局医療産業都市推進本部)
●「ED治療の最前線」松本浩彦(医療法人社団甲南回生 松本クリニック)
●「アルツハイマー型認知症に対するDL/POホスファチジルコリンの有効性」
 西崎知之(兵庫医科大学生理学講座生体情報部門)
●「難治性がんへの新しい治療戦略―シグナル伝達治療~その課題と将来性」
 藤木龍輔(医療法人財団恵仁会)
●「遺伝子治療・細胞治療を組み入れたがん個別化医療の現況と展望」
 白川利朗(神戸大学大学院医学研究科バイオロジクス探索研究分野)
など、講演の演目も例年より多く、テーマもバリエーションに富んでいて、
個別化医療に対する注目が高まっているのを肌で感じました。
学生を含め、若い研究者の参加が多く、
それに対してベテランの教授たちが発表してのやりとりは実り多いものでした。
また、今までは地味な基礎研究がどう臨床に活かされるのかわからないのが、
個別化医療という切り口で、自分がやっている基礎研究が
実際に生かされてうれしい、という演者の方もいて、
基礎と臨床とが融合しあい、相乗効果を発揮していく将来像も垣間見せてくれました。
今後の個別化医療学会の飛躍的発展が期待される総会でした。

12月は韓国で開催されたがん治療セミナーで講演する機会に恵まれました。
多くのイベントに加え、今年は私の自伝的エッセイ「黄金なす曙」を出版することが出来ました。

きわめて多忙な一年でありましたが、裏で支えてくれたスタッフの芝山君のお陰で
何とか乗り越えられたと、深く感謝いたします。

 

アベ・腫瘍内科・クリニック
理事長  阿部 博幸
 

 



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