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25周年記念の感謝の式典(3)三國清三シェフとの対談_その2

2013/11/13【私的COLUMN】

医者とシェフには、似ているところがいろいろあります。

まず、両者とも白衣を着ている(笑)。常に自分も周りの環境も清潔でなければならないから白衣を着用するわけです。

次に、両者とも人の命に関わる仕事をしています。医師は直接に患者様の命を救う、シェフは食に携わることで、人を健康にし、病気を防ぎます。

料理では作り方のことをレシピ(recipe)といいますが、医者も処方せんのことをレシピといいます、この点でも共通しています。

また、よく「さじ加減」という言い方をしますね。塩のさじ加減、料理のさじ加減、といわれますが、クスリのさじ加減、という言い方もあります。

 

 

対談_428.jpg

 

それ以上に、私と三國シェフで共通していると思ったのは、冒険心や開拓精神に富んでいることです。二人とも北海道出身ですから、北海道の人にはそういう傾向があるのかもしれません。三國シェフは、漁村から東京、海外へと飛び出していったわけですし、私も森の中から札幌に出て、東京、そして最先端の技術を学びにアメリカに渡りました。現代とは違う1970年のことですから、生来の開拓精神の現れだと思っています。

 

人のやったことはやりたがらない、というのも共通しています。

 

また三國シェフは、スイス在日大使館時代、しばしば訪問されるアメリカ大使のために、大使がよく行く店に行って、大使が好む料理、味付けを調査し、好みに合う料理を作って提供したそうです。まさに「おもてなし」の精神、相手のことを慮る精神だと思います。

私も、医療というものは、すべてが患者様のためにあるものだという信念を持ち続けてここまでやってきました。この点でも三國シェフとよく似ています。

 

 三國シェフもそういう共通点を感じられたのか、私たちの対談は談論風発して、時間の経つのを忘れるほどでした。

 



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