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免疫細胞療法の革新技術-2 免疫療法後治療(免疫アジュバント)

2013/08/08【がん治療について】

免疫細胞療法では、ワクチン投与直後をピークに、その後もがんに対する攻撃力の高い状態を持続します。この約3ケ月間が本当の治療期間です。この間は特に目に見える施術を必要とはしませんが、相乗効果が期待できる腫瘍温熱療法(オンコ・ハイパーサーミア)や、高濃度ビタミンC点滴療法を行ったり、サプリメント漢方療法などのサポーティブケアを行うなど、患者さまの状況によって最適な治療を組み立てています。
 
効果の高い期間が過ぎると、免疫力は少しずつ通常レベルに戻っていくのですが、アベ・腫瘍内科・クリニックは、このがんへの免疫力をできるだけ維持するための方法を開発しました。それが、新樹状細胞ワクチン療法NK細胞療法の「後療法」です。免疫アジュバンドを投与することでがんに対する特異的な免疫力を高めたままにして、治療効果をもっと上げようという考え方で、これはアベ・腫瘍内科・クリニック独自の発想です。
 
 アベ・腫瘍内科・クリニックの免疫アジュバンドは、がん細胞に発現する人工抗原と、免疫細胞増殖因子を用いて開発されたものです。投与した体内の部位にとどまって、樹状細胞や未熟な樹状細胞、またその元になる単球を呼び寄せて、成熟を促進したり、成熟した樹状細胞に人工抗原を取り込むように作用します。それによって、じわじわと免疫細胞が活性化し、がん細胞を攻撃する機能が体内はたらきつづけます。
 免疫アジュバンドの効果は1ヶ月程度は続きます。1ヶ月に一回程度、定期的に投与することで、体内で向上した免疫システムを活性化できるわけです。
まさに、理想的な強化治療であると言えるでしょう。



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