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ドクター阿部のブログ

授賞式でのスピーチ

2013/06/02【私的COLUMN】

トロントの記念講演を終えた夜にはガラディナーに出席しました。
男性はスーツ、女性はイブニングなどあでやかな衣装で参加する華やかなパーティでした。
ディナー後半には今回の殿堂入りの授賞式があり、私はそこで記念の盾を受け取りました。
さて、そこで受賞のスピーチをするわけですが...
向こうの通例として、そのスピーチの中に軽いジョークを交えて話すのです。
これが日本人にとってはなかなかハードルが高い。
英語が通じるのか、笑ってもらえるのか...講演以上の緊張の中でのスピーチとなりました。

 

Hall of Fame_受賞スピーチ.jpgのサムネール画像「紳士淑女の皆様。
本日、この場に立ててたいへん光栄です。また殿堂入りというこの栄誉ある賞をいただいて感謝の念にたえません。
最近私はずいぶん太ってきました。栄養のある「オーソモレキュラー食」をたくさん食べているからです。たとえば、パプリカ、ガーリック、ジンジャー、ペッパー、"パッションフルーツ"などでこのようになりました。
ですから、体が熱く、汗もたくさん出ます。あ、今は緊張しているからですね。」


─ ここでみんな爆笑してくれました。安心しました(笑) ─


「芸術も、科学も、医療も進歩の推進力となるのは"パッション"です。
情熱がなければ偉大な業績も作れない。
この神が作りたもうた普遍の真理を、私たちは感じ取らなければなりません。
そして私たちは国際オーソモレキュラー医学会をより高みにのぼらせ、
世界社会において輝く星にしていきましょう」
ここでまた拍手喝采でした。

 

オーソモレキュラー医学会というのは、ホーファ博士やポーリング博士などの設立者が存命のころは、その知名度もあって活発に盛り上がっていたのですが、彼らが亡くなってから、やや方向性を見失っている感がありました。
そのことはおそらく会員諸氏が最も強く感じていたことなのでしょう。だからこそ私のスピーチに含まれたメッセージに強く感応したのだと思います。
もっと高い目標を掲げて、学会を盛り上げていく情熱を持っていこうというメッセージを込めて、短いながらスパイスを効かせてスピーチしたのを、彼らは正しく受け取ってくれたのだと思います。後日、たくさんの会員から感動的なスピーチだったというメールをいただいたのも、その現れだと思います。

 

 

阿部 博幸  


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