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国際交流のメリット

2012/08/24【私的COLUMN】

国際交流の意義という点についてお話しします。
 
1 世界で活躍する可能性が広がります。
日本人は英語が下手です。国際社会でのアピールが下手なんです。どんなに優れた業績を上げても、世界で発表することができなければ活躍の場は国内に限られます。国際的に自分の立場をアピールすることで、世界で活躍する可能性が広がります。
 
2 世界の知識・技術を吸収できます。
国際交流により、日本の医学のレベルの高さを知ってもらうことは重要です。海外から情報・技術を求める人が集まれば、彼らの良いところを日本が吸収できるチャンスが増えます。
 
3 生きた情報が早く届きます。
いろんな国に人脈があると、情報が素早く入るようになります。トップクラスの人脈であれば、文献や雑誌に載る1年も前に良い情報を入手することができます。生きた情報を得るためには国際的にアンテナを広げておくことが大事なんです。 
 
4 他の国が何を求めているかがわかります。
新しい医学の動向やニーズを知ることによって、自分の研究や臨床に生かしていくことができます。
 
 
国際交流によって、自分の世界は拡がります。
でも私が留学した当時は日本から行ってもなかなか臨床はできず、
実験や頭脳労働ばかりで帰ってくることが少なくありませんでした。
今はさらに厳しく、日本人医師が患者を診れるチャンスは制限されているようですね。
それでも、そうした制限を乗り越えて、
なんとかして相手の懐に入っていってもらいたいものです。
そのために私たちは協力を惜しみません。

日本の医師がアメリカで研修するのを手伝う組織として、
「米国財団法人野口医学研究所」という団体があります。
アメリカの人と同じように研修し、国家試験を受けられるシステムを
日本で唯一作っているところです。
トーマスジェファーソン大学やペンシルバニア大学、ハワイ大学などの人脈を通して
プログラムや受け入れ態勢の協力を要請し、日本人医師の留学を後押ししてきました。
私は創設当初からもう30年くらい評議員をしています。
毎年コンスタントに10名程度、これまでに400名以上の留学生を送りだしてきました。
留学サポート以外に、学生への奨学金制度も用意しています。
 
日本と世界をつなぐことは、今後の医療にとっても、人材育成の意味でも重要です。
私は今後も継続的に取り組んでいこうと思っています。



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