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ドクター阿部のブログ

ホルモン・代謝系の腎臓の病気

2012/03/16【健康を守るために】

さて、腎臓シリーズの3回目は、腎臓の病気について。
 
腎臓独自の泌尿器系の病気の他に、ホルモン・代謝系の腎臓の病気があります。
 
人の細胞すべてには遺伝子をつくる核酸が入っています。細胞が死ぬと、この核酸を形成するプリン体が尿酸に分解されて、腎臓経由でオシッコと一緒に体外にでます。その量は1日に訳0.5gです。この尿酸が少なすぎても、つくられ過ぎても血中に増えすぎてしまい、腎臓の働きを損ねます。これを痛風腎といいます。
 
さらに、尿酸は結晶(尿酸塩)となって腎臓にたまり、石のように硬くなります。そしてオシッコとともに出てきて尿路にひっかかり、ひどく痛むことがあります。尿路結石です。また、結晶があちこちの関節にこびりついて悪さをします。これが高尿酸血症です。
 
尿酸は、血液100mℓ中に6.4mgまではなんとか流れ出て、オシッコとともにうまく外へ出ていきます。しかしそれ以上の状態が長く続くと、腎臓で処理しきれずに、腎臓自体の中にも、手足などの関節にも沈着してしまいます。これが痛風のはじまりです。
 
 
腎臓病は生活習慣病のひとつだと言えます。従って腎臓病を予防するには生活習慣を見直し、暴飲暴食を避け、規則正しくバランスのとれた食生活を心掛け、適度な運動、十分な睡眠、ストレスとうまく付き合う生活を心掛けることが大切です。
 
尿の異常やむくみなどを自覚したら、医師の診断のもと、食事や生活について指示を仰ぎましょう。



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