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就任のスピーチ(トーマス・ジェファーソン大学客員教授就任式)

2011/12/08【私的COLUMN】

11月3日の、トーマス・ジェファーソン大学の就任式は
とてもフランクな雰囲気の中で行われました。
アメリカの大学はそれぞれスクールカラーがはっきりしていて、
一般的に西部のカリフォルニア大学などはオープンでラフな傾向が強く、
教授がポロシャツ姿で講義するなどカジュアルな気風があります。
それに対して東部の学校はエスタブリッシュメントが多く気位が高いように思います。
トーマス・ジェファーソン大学は東部の大学ですが、ある種の自由さがあるようです。
きちんと段取りされつつカジュアルな雰囲気の就任式に、そんな学風が感じられました。

 
就任式の後に行われた歓迎パーティでは、私はこんなスピーチをしました。

ギボン博士のテキストで勉強してここまでこられたこと。

ギボン先生にはジェファーソン大学魂があふれていたこと。

ジェファーソン魂というのは、伝統を重んじつつも
新しいものに対して取り組む進取の精神であること。

新しいものへの意欲が臨床の役に立ったこと。

私はこれらのジェファーソン魂が
次の世代を担う若い世代に引き継がれてゆくことを切望している、
彼らが人に優しい医療を推進していくように願っている、
ということも伝えました。
 
   
客員教授としての今後の活動ですが、
当面は、来年5月のテンプルトンレクチャーの準備にかかることになります。
テンプルトンレクチャーは、1年に一度、大学の全教授・教員から選ばれた1人が
教授たちを相手に行う講義です。
なにしろ大学に70人もいる教授の中から1人だけ選ばれるのですから
単純にいえば70年に1回しか回ってこない。
多くの教授が一度もその機会を与えられないままだということを考えれば、
名誉な講演であることがわかります。
こうした栄誉ある立場を与えられ、
さらにいっそう医療の発展に寄与していきたいという思いを新たにしています。

 



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