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ドクター阿部のブログ

乳がん検診のすすめ

2011/10/21【がん治療について】

近頃、公共施設や大企業ビルの前などに大型の検診車が停まっているのを見かけませんか。
10月はピンクリボン月間だからです。
ピンクリボンは、乳がんの早期発見、早期治療の重要性を伝えるシンボルマークとして世界中で使われ、毎年10月は様々なキャンペーンやイベントで告知、啓発されています。
実は、乳がんの罹患率は非常に高く、女性の20人に1人が乳がんになると言われています。その一方で、早期発見・早期治療ができれば、90%以上が治るともいわれています。だから早期の受診をすすめるのです。

 

こんなことがありました。
ある大企業の多忙なOLさんが会社の定期健康診断を受診した際、大きなしこりが見つかりました。明らかに乳がんなのですが、その女性は仕事が忙しくて一度も受診したことがなかったそうなのです。もちろん、病院へ直行でした。
他人事ではありません。今はマンモグラフィや超音波エコー検査、細胞診など、精度の高い検査機器があるので、時間的にも肉体的にも負担なく受けられます。
乳がんでなく乳腺症だったらひとまず安心です。
怖がらず、面倒くさがらずに是非この機会に受診してほしいと思います。

 

もし受診する時間がなくても、自己検診は是非してみてください。方法は簡単です。
■チェック方法■
① 立った状態(または仰向け)で自分の乳房に10円玉サイズの「の」の字を描くように触れます。
② 乳頭をつまみ分泌物がないかを見ます。
③ 鏡の前で両腕を高く上げ、乳房にくぼみひきつれがないか観察します。

(参考:『goo ピンクリボンキャンペーン2011』サイトへ)

  

 

しかし、もし乳がんだと診断されたら、どうするか。

 
言われるままに治療に踏み切る前に、2-3人のセカンドオピニオンを持つことをお勧めします。
がんが小さければ、手術で取るという選択肢もあります。内視鏡手術ができれば傷も小さくて済むでしょう。ホルモン感受性の腫瘍ならホルモン剤が有効です。身体に負担をかけたくないなら、もちろん免疫細胞療法という選択肢もあります。
最終的に治療法を選ぶのは患者さん自身ですが、まず、選択肢を持つことが大事なのです。そのうえで治ると信じられる治療法を選ぶことです。



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